密を避けて。
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よく取材で「アンティーク着物をコレクションするようになったきっかけは」と尋ねられます。その度「大正生まれの伯母が遺した着物に惹かれて…」と応えてきました。
土曜日、司馬遼太郎記念館での講演では、その伯母の写真を観ていただいたりしながら、お話しを進めました。祖母と祖父、伯父と伯母ら、父が生まれる前の家族写真。
真ん中の子どもが、センスの良い着物を着ていた伯母の好子です。昭和5年頃、もう子ども達は洋装だったんですね。
今和治郎「考現学」の調査によれば、1923年、銀座の街ゆく人の中で着物の割合は….
みたいなお話しから、着物の色々をみていただく、という内容の講演でした。
当日の写真が何もない… のですが、ご来聴くださったみなさま、お世話になった記念館のみなさまありがとうございました。
さて、日曜日。
なかなか面白いよ、と聞いていた、平安神宮前で開催される「平安蚤の市」に初めて出かけてみました。一人で自転車で露天なので…. と思っていましたが、それなりの密になり始めたので、長居せず退散。
でも、楽しかった!
東寺・弘法市のような「骨董市」ではなく、軽やかな「蚤の市」。
お洒落な若い女性、カップル、ファミリー、犬を連れた人…
と、客層も東寺さんとはひと味違う感じでした。
ヨーロッパの古い雑貨を扱う店もちらほら、新鮮でした。
ところで、昔は疲れるとさっぱりしたものしか食べられなかったのに、最近はこってりしたものが欲しくなるのは、どうしてなんでしょうねえ。
「りゅうちゃん」のブルーチーズと生クリームのパスタ。
今日から、京都の飲食店も、8時までの時短営業。お店も大変そうです…
あっ、そうだ。
5月23日の木琴デイズですが、いつもの通り、第1・2回公演から埋まっていっております。充分な感染防止対策をとって開催いたしますが、密を避けたいという方は、後半の第3(Aプロ)第4回(Bプロ)公演をお薦めいたします!