「マリンバ(Marimba)」と「木琴(Xylophone)」は、異なるルーツ、異なる音色を持つ楽器です。
幼少からマリンバに親しみ、常に新たなレパートリーを開拓してきた通崎は、2005年、往年の名木琴奏者平岡養一の愛器を譲り受け、新しい語り口を手に入れました。1935年製の木琴での演奏は、忘れられた古き良き物を次の世代に語り継ぐ、通崎ならではの表現活動です。
新しい響き、懐かしい響きが混じり合う通崎睦美の音の世界をお楽しみください。
幻の木琴、その美しい響きを堪能。伝説の作曲家、江文也の未発表曲も収録!
マリンバ奏者として活動していた私は、2005年に木琴の巨匠・平岡養一の愛器を譲り受けた。いつしか心は木琴に傾き2011年には木琴のみでのリサイタル・シリーズ「木琴文庫」をスタートさせる。「通崎睦美リサイタル~木琴文庫vol.2」を録音した本CDの収録曲は、平岡養一の音楽人生、とりわけ「クラシック」にこだわった30代、新作委嘱に執着した50代半ばから晩年を意識した選曲である。(Amazonより抜粋)
名木琴奏者平岡養一(1907-1981)が愛用した木琴(1935年製)を譲り受けた通崎睦美が自らプロデュースした渾身の作品。平岡もレパートリーとしていた一昔前の懐かしい「お茶の間名曲」たちに、通崎ならではのチャーミングで粋なエッセンスが加わり、新鮮で魅力的な世界をつくりだす。日本人の心の琴線に触れる1枚。
ミニマル、サルサ、ブルース、アフリカ、バロックなど多彩なメロディーとリズムを一台のマリンバから響かせる、その超絶ともいえる技巧。透明な躍動感と無限に変化する色彩感が聴きもの。港大尋作曲作品。
野田雅巳、寺島陸也、港大尋、いずれ劣らぬ才人が通崎の卓越したプレイを最大限に引き出すべくアレンジを担当。マリンバによる世界初のピアソラ作品集。
モーツァルトからバルトーク、ピアソラ、そして「アジアのうた」まで。軽やかに境界を超えて舞う、マリンバの新しい風。全て野田雅巳作品集。
「初めてマレットを持つ子ども達に、どうすれば自分自身も楽しく演奏しながら基礎的なことを教えられるのか」土肥寿美子さん作曲の厳選された30曲の練習曲に、谷本天志さんのかわいいイラストが添えられて、楽しいマリンバの練習帖が誕生しました。全曲先生と生徒が5オクターブのマリンバで連弾できるように書かれています。