終わりました、祇園祭と木琴デイズこども編。
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四条大橋の一つ南、団栗橋で美しい風景を見ました。
24日、還幸祭の神輿渡御が執り行われ、洛中へお出ましになった神さまが八坂神社に戻られるところです。
よーく見ると、四条大橋の上は、こんな様子です。(下は、四条通りで撮った写真)
新型コロナ感染拡大の影響を受け、2年間山鉾巡行が見送られたのは残念なことでしたが、そのおかげで多くの人が、祇園祭本来の姿を知ることになったともいえます。
こちら、2019年に出版された澤木政輝さんのご著書は、祇園祭を知る、よき<教科書>となりました。
そうそう、昼間は、後祭りの巡行にも出会ったのでした。
祇園祭も終わりました(正確には、31日まで)が、23日「こどものための木琴デイズ」も無事に終わりました!
11時の部と14時の部、ほぼ同数のお客さま。
3割が「おとな一人」、6割が「親子連れ」、1割が「応援隊」というような比率だったでしょうか。すなわち、こどもが3割程度、ですね。
「1時間聴ける子なら未就学児もOK」としたところ、3,4歳のお子さんもちょこちょこ見受けられました。最後まで聴けるかなと心配しましたが、こちらが感動するくらい、みなさん集中して聴いてくれて、嬉しいことでした。
コンサートでは、演奏は「いつも通り」。トークは、子どもにもわかりやすいような言葉を使うよう心がけました。
例えば、貴志康一「かごかき」。籠という乗り物を知らない子がいるでしょう。籠の「運転手」を「かごかき」って言うんだよ、と説明しても「はぁ?」かも。
前日の夜、急にそう思い、黄瀬さんにお願いして、簡易の「籠」を作ってもらい、スタッフ2名に「かごかき」になって出てきてもらいました。不覚にも写真を取り損ねましたが、端材を組み合わせて10分で製作してくださったいう立派な「籠」の登場に、子ども達はとても喜んでくれました!黄瀬さんに感謝!
アンケートもみなさん熱心に書いてくださり、これにも感激でした。
コンサートの途中には「質問コーナー」も。
「好きな食べ物は何ですか?」「好きな動物は何ですか?」等々、かわいらしい質問が飛び出しました。
このアンケート。
「木琴のどんな音が好きですか」という質問に、私が「元気な音もいいけど、優しいきれいな音が好き」と言ったからですね。嬉しいな。
アンケートには、30年ほど前幼稚園で私のマリンバを聴いたことがあるという35歳の女性のものがありました。今回、新聞でみつけて足を運んでくださったそうです。改めて、一つ一つのコンサートを大切にしていかないと!と思った次第です。
午前9時に搬入して、楽器を組んで会場を整え、リハーサルをして10時半に開場するのは、かなりのバタバタでしたが、マリンバの生徒さんにも「スタッフ・デビュー」してもらい、みなさんに助けていただき無事オープンできました。
「どんな動物が好きですか」の質問に「ねこ」と答えた松園さんのピアノも大好評でした。
なんとか継続できるかな。より充実したコンサートになるよう次回に向けて考えていきたいと思います。
そうそう、同業者がこども連れで来てくれたのも、嬉しかった!というか、緊張するけどね(笑)
以上、右のお嬢ちゃんのおばちゃんと同い年のツウザキでした(笑)