呉、堪能。
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あっという間に日が経ち、蘭島閣美術館でのコンサートから1週間+αが経ちました。
短いながらエッセイ5つの締め切りを乗り切り、ようやく晴れ晴れブログ更新です(笑)
今回3回目となる蘭島閣でのコンサート。コロナ渦中で延期になっていたので、「ようやく来られた!」という思いで一杯でした。
変わらず、スタッフのみなさんの温かいおもてなし精神、熱心に心から楽しんでくださるお客さまに囲まれ、気持ちよく演奏させていただきました。
前回のように、みかんの季節ではありませんでしたが(笑)
https://www.sankei.com/article/20170203-7SE7SM5QZZM25B4MZ2V5UWNEKI/
到着時のお昼ご飯には、島で獲れた白身魚のフライ。
これだけではないのですよ!
豪華なお刺身にしらす、となんとも美味しいお食事を出してくださいました!
演奏は、それに応えなければ!という気持ちになりますね(笑)
早速いただいたアンケート集計では、松園さんのピアノも大変好評でした。また、「素敵な京都弁もチャーミングで楽しいひとときでした」など(笑)楽しんでいただけてよかったです。
ところで、今回わかったのですが、作曲・ピアノの松園氏は、折り紙博士(笑)
ご本人によると、不本意な出来のものも含まれているらしいですが、素人がみれば、どれもすごい!1枚からできているとは思えません!私は、折り方をきいただけで「いらっ!」とする方なので、決して真似はできないと思いました。
演奏後は、そう、場所を移して、財団の方々との交流会です。
3回目でも、この質と量には、新鮮な驚き!
ここまでは、想定内でした。
が、ここに煮魚が出てきた時には、大声をあげてしまいました(笑)
さらに、海老と野菜の天ぷら、鯛そうめん、鯛ご飯、島でとれたいちじくなどのデザートと続き、大満足でした!
さすが「サントリー地域文化賞」受賞!の下蒲刈島でありました。
https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_cca/detail/2015c2.html
今回は、呉にお母さんのご実家がある、満永絢子ちゃんが、京都から手伝いに来てくれて猛烈に助かりました!
拙著『天使突抜おぼえ帖』に出てくるので、ピンと来られた方もあるかな、と思いますが、満永小百合ちゃんのお姉ちゃんです。
ご家族できてくださり「翌日は、車、出します!どこへでも!」というお言葉に甘え(笑)
お父さんと、あやちゃんと、松園さんと4人でドライブ。
まずは、一度行ってみたかった入船山記念館へ。
以前、こちらの金唐革紙の原稿を書く際に調べていて、
https://www.sankei.com/article/20201029-EWHDXIDVW5PQJDF6ZUUMCQHYHI/
入船山記念館の壁紙のことを知ったのでした。
よく見ると、
こういった、金唐革紙の壁紙が使われているのでした。
和洋折衷の素敵な建物でした。
そのあと、音戸へ!
ここも一度行ってみたいなあと思っていたところ、ホテルでこんなパンフレットをみつけまして。
渡し船は廃止されていましたが、車で大橋を渡りました。
なるほど!昭和の町が残っていました。
市内に戻って、松園さんと別れ、私は満永さんお母さんのご実家訪問。
その後、一人で大和ミュージアムへ。
迫力満点。
こちらのコーナーも興味深い展示でした。
戦中、木琴と共に全国各地を慰問演奏して歩いた平岡養一の、その木琴を受け継いでなければ、戦争に関する知識や興味は、今程度ほどもなかったのだろうと思うと、それはそれで恐ろしいこともでもあります。
さて、在来線で広島へ。
そして、満永家おすすめのお好み焼き。
あまり、広島で美味しいお好み焼きにあたったことがなかったのですが、こちらは美味でした!
前日は「もう3日ほど、何も食べなくて暮らせそう!」と思っていたのに、そうはいきませんでした(笑)
コンサートの後、呉を堪能したぞ!と思っていたのですが、松園氏はこれらに加え、海上自衛隊呉資料館まで訪れたそうで…. 負けました….
https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp
今回、曇り空ながら台風の影響を受けることなく移動もできました。
また、この、ほんとに素敵な下蒲刈島に訪れることができれば、と思います!
蘭島閣文化振興財団のみなさま、ありがとうございました!