人生初の…
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先週末、選考委員を務めている「青山音楽賞」の授賞式がありました。
若い音楽家を支援するという理念の元に設立されたこの財団の賞は、その志にふさわしく賞金が高額なこともあり、受賞を目指して各地の優秀な演奏家の皆さんがエントリーされます。
今年度受賞の皆さんの演奏も聴かせていただきましたが、本当に素晴らしいものでした。確実に、受賞者のレベルが上がっています。
https://aoyama-music-foundation.or.jp/music_awards_winner/
京都ホテルオークラで開かれた懇親会では乾杯の発声を頼まれました。
乾杯の発声、ですか?!
人生初のことで「えぇ?!」と思いましたが、自身が青山音楽賞をいただいたのは30年前!
まぁ、そういう年になったということですね。
青山音楽財団のオリジナルマカロンが可愛らしくて、美味しかったです!
以前書いた財団に関係したエッセイ。
https://www.sankei.com/article/20211125-KXWLTAWGKJKUDBJUCRSTVBOQCI/
当時体調を崩して職を退いておられた田中美鈴さんが、館長に復帰されたのは明るい話題です。
さてさて、先月収録したこんな音源がアップされました。
京都橘大学が運営する「たちばな教養学校Ukon」。
https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/
学頭の河野通和さんからご依頼いただき、テーマ曲「ミカンと青空」(作曲:野田雅巳)を作りました。
下記から、お聴きいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=5BxPEzjE-Jo
「ミカンと青空」という曲を練習しはじめてから、なぜか柑橘類をいただくことが多い!
というか、そういう季節ですね。
高知の文旦にはじまり、昨日は、奄美のたんかん。
和歌山からの詰め合わせ。
美味しい柑橘類に癒されています。
先月末は、京都市立高倉小学校で公演。
「これが最後の曲です」というと「えぇ〜〜っ」と不満の声をあげてくれたのは、嬉しかった(笑)
また偶然、京都芸大の作曲卒・池田明子さんが高学年の音楽の授業を担当されていたのは、嬉しいつながりでした。
小学校のHPにも紹介されていますが、この公演は、地域にお住まいの松川礼三さん(松川酒店のお父さん←詳しくは『天使突抜おぼえ帖』に)が、子ども達にプレゼントする、という形で開催されたものでした。
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=102803
あっ、音楽室にあったコレにはびっくり。小学校の時、こんなこと習ったかな。
子ども達の感想文も楽しみです!