25日、聴きどころなど。
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25日の木琴デイズが近づいてまいりました。
チラシは印刷せずオンラインのみの告知という方も増えてきましたが、やはり紙でのチラシをお届けしたくて、チラシの制作をしています。
デザインは谷本天志さん。今回も素敵なデザインです。私は、さりげなく木琴に肘をつくモーツァルトさんが気に入っています。
さて、以下に、聴きどころなど。
今回のゲストは、久しぶりの「弦楽四重奏」です。
演奏者は、CD「1935」で、京フィルのメンバーとして共演している、ヴァイオリンの釋伸司さん、川端直子さん、ヴィオラの松田美奈子さん、そしてこの皆さんがよく一緒に演奏されているチェロの細谷公三香さん、です。
木琴+弦楽四重奏の編成では、これまでも度々演奏をしていますが、今回は、いくつか新しいレパートリーが加わります。
まず、サブタイトルにもなっている、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。松園さんのアレンジは、モーツァルトのオリジナルをもとに、奇をてらわずに、でもちょっと茶目っ気のある素敵な仕上がりとなっています。初めて聴く方にはすんなり受け入れていただけるでしょうし、楽譜の隅々まで知っている!という方には、茶目っ気の部分を存分に楽しんでいただけると思います。
また、西邑由記子さんの新しいアレンジ「ラ・クンパルシータ」については、平岡養一が演奏していた版を元に、弦楽四重奏の部分を新しい響きに生まれ変わらせてもらいました。
ここでも、何度かご紹介している野田雅巳作曲「ミカンと青空」は、京都橘大学の講座「たちばな教養学校Ukon」のテーマ音楽。
https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/
始業の音楽「ミカンと青空」、終業の音楽「潮風とレモン」に加え、プレゼン時に採用されなかった幻の1曲を「月と黒雲」として甦らせ、3曲セット、木琴+弦楽四重奏版として演奏します。
木琴ソロでは、山根明季子さんの「アンノウンワールド」(木琴版初演)を演奏します。これは、マンドリンのために書かれた曲なのですが「コレ、木琴にあう!」とひらめき、山根さんに打診したところ、ご快諾、木琴のために一部を書き換えてくださいました。この作品は、レトロゲームのサウンドを想起させるものです。とても、楽しい曲なので、是非聴いていただきたいです!
その他にも、「チャールダシュ」「エストレリータ」など、おなじみの曲から、京都で演奏するのは久しぶり、江文也「祭りばやしの主題による狂詩曲」など。チェロやヴィオラとのデュオもあります!
明日から月・火・水と、KBS京都ラジオ「レコ室からこんにちは」に出演しています。
https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/rec/
下記の写真は、告知が間に合わなかったのですが、GW中の生放送でした。
いろいろとご案内をいただき、おかげさまで、昼の部は、明日には完売になりそうな感じ!です。夜の部(18時半)は、また余裕がありますので、今からご検討いただく方は、是非夜の部へ!90分ジャストで終わりますので、終演は20時。東京など遠方からの日帰りも可能です(笑)
本番に向けて、準備をすすめておりますので、是非、お出かけください!