稲葉なおと『匠たちの名旅館』
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先日行った、小学校公演。控え室を、図書室に用意してくださっていました。
ぱっと、目に飛び込んできたのがコレ。
「見返し」とか「扉」なんて、小学生の時知っていたかな?
なんか、図書室の先生のこだわりが伝わってくるようで、うれしい気分になりました。
で、最近、自分の本を作ったばかりなので、本を手に取ると、見返しとか扉とか、1ページの行数とか、価格とか….妙に気になります(笑)
で、この本。
稲葉なおと著『匠たちの名旅館』(集英社インターナショナル)
建築家、平田雅哉・吉村順三・村野藤吾の仕事が紹介されています。
で、368ページ、たくさんの写真入りで2200円!
講談社のよっしー(←吉田さん)からは、2000円以内におさえるのに、300ページを超えないようにとさんざん言われていたので、この本はとってもお買い得なのだと思います。(『木琴デイズ』は、章扉以外写真はナシだけれど、344ページで1900円になりました)
見返しはカラーです。
カラーはいいけど、ディティール見づらい、と思ったら、しっかり扉で紹介されていました!(笑)
文字もキワキワまで(笑)
デザイン・大森裕二さんの涙ぐましい工夫が見られます。(←フツウに手に取ればそういうことを感じさせないための、ということです)
本を買うのは、著者のファンだったり、表紙がかっこよかったり、内容に興味があったりと、そのきっかけは様々だと思いますが….
これは、リコーダー奏者・本村睦幸さんのラ・サール時代の同級生、佐藤眞さんが担当編集なのです。編集者買いってことですか(笑)読むのが楽しみです。
ちなみに、『木琴デイズ』にも建築家・伊東忠太(平安神宮や湯島聖堂などの設計者)の名前が出てきます。さて、どんなつながりでしょう。って、なんでもココにつなげてスミマセン!