カルバドールへ
09
一昨日。トウキョウの人に「法然院であるコンサートに行きませんか」と誘われ、なんだかヘンな具合だな(笑)と思いつつ、久しぶりの法然院に喜んで出かける。
三橋桜子さんとパブロ・エスカンデさんによる「2台のチェンバロコンサート〜バッハ一家とその仲間たち」。
ほとけさんに遠慮して微妙な写真になりましたが、いつもながら全てに行き届いた素晴らしい空間。
J.S.バッハの長男、W.F.バッハの2台のチェンバロのための協奏曲ヘ長調など、とても楽しく聴いたのですが、「一家や仲間達」の作品を並べて聴いた後にJ.S.バッハの作品を聴くと、やはりうならされる感がありました。でも、それぞれになんらかの魅力があって楽しかったです。
それにしても、雨上がり、少し早めについてお庭を眺めながら日が暮れていくのを待つのは、とても贅沢な時間でした。
で、コンサートの後は、先日ちょうど『京都の中華』 について話していたので、この本にも載っている法然院の近くの「盛華亭」に行きました。
京都に古くからある中華料理店の多くは「鳳舞系」と「盛京亭系」に別れていて、こちらは名前からもわかるように「盛京亭系」。ここの料理は、中華というより和食、かな(笑)
「鱧の生姜風味野菜あんかけ」
で、その後は、寺町二条のbarカルバドールへ。
カルバドス(←リンゴのブランデー)を200種類ほどおいているBarです!
飲み始めるとなかなか帰れません(笑)
と、こんな事を書いていると、酒豪に思われるのですが、決してそういうわけではありません!
久しぶりに、気持ちのよい場所でよい音楽を聴いて、楽しく食事して、美味しいお酒をいただきました。
普段は、京都だと、勉強のように聴いて自転車でさくっと帰る、とか仲間とわぁ〜と行く、という感じなので、この日は「よい趣味をもった人」のような気分になりました(笑)