京都観光 石峰寺/島原
20
先日、猛暑の中、京都観光のお供をしました。
伏見稲荷近くの「石峰寺」。
京阪電鉄「深草」駅から住宅地を抜けていくと、なにげない感じで階段が現れます。
黄檗宗のこの寺。卍に万福寺の流れを感じます。
ここは、江戸時代の画家・伊藤若冲が庵を結んでいた寺で、若冲の墓もあります。
この石段を上がっていくと、有名な五百羅漢(若冲下絵による)に出会えます。
五百羅漢は撮影禁止ということですが、こんな雰囲気の中に点在しています。
お盆明けでまだまだ観光シーズンというのに、観光ルートに紹介されていないからか、観光客はほとんどなし。お墓参りに来られる檀家さんが中心といったところでした。
受付で、蚊避けのうちわをお借りした若いお坊さんとお話ししているうちに「撮影禁止」の話題になり、なるほどと思った禁止の理由。旅行者で記念に撮っていかれる方にはなんの問題もないのだけれど、アマチュア・カメラマンにマナーの悪い人が多いので、全面禁止にせざるを得ないのだそうです。コンテストに出すための作品ということで、柵内に入りこんで水をかけたり。プロが仕事で撮るなら、そんなことはないのでしょうけれど…. まあそれだけ、魅力的な被写体ということですね。
ここは、京都駅から30分もかからず旅行気分が味わえて、得した気分になれます(笑)
夕方は、10年ぶりの公開という島原の輪違屋、それから角屋にも行きました。
輪違い屋の縁側の材の継ぎ目、このアバウトさに惹かれました(笑)建築的に意味があるのかな、失礼!(笑)
こちらの二個所は「京の夏の旅」で紹介されているせいか、そこそこの来場者があるようです。https://www.kyokanko.or.jp/natsu2014/
近くでおすすめなのが「きんせ旅館」。
約250年前に、島原の「揚屋」として作られた木造建築。いつからか旅館になり、現在は、1階をカフェ/バー、2階は現役の旅館として使われているようです。
1階はいったところの床のタイルも素敵です。
ここは100年ほど前に改装されたスペースのようです。つい時間を忘れて長居してしまいそうな空間です。
と、つらつら書いているうちに長くなってしまいました。
いいな、京都(笑)