亀井湘南!
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とうとう手に入れました!
と言っても反応してもらえるのは… 世界で5人くらいでしょうか(笑)
木琴黎明期、大正時代から活躍した木琴三羽ガラス(小森宗太郎、星出義男、亀井湘南)の一人、亀井湘南氏の写真です。
木琴やマリンバは、ピアノの鍵盤と同様に左から右へと音が高くなっているのが当たり前と思われていますが、明治の終わり日本に入ってきたヨーロッパスタイルの木琴は、手前から奥へと音が高くなっていたのです!
紋付き袴姿で演奏する亀井湘南氏は、海軍軍楽隊所属で、大正期にすでに10枚のレコードを録音していた記録があります。
これは、そのレコードの広告(大正11年)です。
メシより角力が好き、と紹介されています。角力とはお相撲のことですね。写真の姿からして、力持ちそうです!
演奏されているのは、お得意のレパートリーのようです。
当時の木琴事情は、『木琴デイズ』222ページあたりに詳しく書いてありますので、是非お読みください(笑)