永江朗『そうだ、京都に住もう。』
08
2011年に刊行された永江朗さんの『そうだ、京都に住もう。』が、小学館文庫になりました。
今日、四条河原町で雨が降ってきたので、ふらっと書店に立ち寄ったら、いしいしんじコーナーと並んで、永江さんのコーナーができていました。
「京都に住みたい!」と思ってから、場所を決め、家を探してリノヴェーションして住み始めるまでを書いたこの本には、通崎家のこともちょこっと出てきます。
自分が脚注で紹介されるのは、どこかこそばゆいです(笑)
で、よく見ると『木琴デイズ』までが書き加えられている、これには感激です!
永江朗さんとお近づきになったのはいつだったかな、と書棚を探してみると、2006年のことでした。
お着物好きの永江さんが「着物×自転車」ということで、うちに取材に来られたんですね。2006年のこと、懐かしい!(『自転車生活』枻出版社)
『そうだ、京都に住もう。』には、京都案内的にいろいろなお店の名前が出てきますが、文庫版のあとがきには、最近いきつけになったお店も書き加えられています。
例えば、近所のパン屋さんの「MASH kyoto」。
以前、「東京っぽいご夫婦だなー、このパンツはギャルソンかなー」と思いながら、レジの順番を待っていたら、永江さんだったことがありましたっけ(笑)
なにはともあれ、月に1週間ほどの京都暮らしを楽しんでおられるご様子。嬉しくなりました。
京都好きの方には、おすすめの一冊です。