NHK放送90年ドラマ『紅白が生まれた日』
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来月21日午後9時から、NHK放送90年ドラマ『紅白が生まれた日』が放送されます。
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/8000/208068.html
終戦後まもなく放送されたNHK紅白歌合戦の前身「紅白音楽試合」には、木琴で平岡養一も出演しています。あまり細かく書くとネタバレになるので控えますが、実際このドラマの中でも、平岡養一役で出演されるプロの打楽器奏者が、木琴を演奏する場面が出てきます。
私もよく、平岡養一がいかに国民的音楽家であったかを説明するときに、この番組に出演していたことをお話しするのですが、最近、話しながらも「まあ、ここまでは言わなくていいかなあ」と省略していることがあります(笑)
この時の司会、紅組は水の江瀧子、白組が古川ロッパでした。この古川ロッパの日記を元にしたノンフィクション作品が、山本一生『哀しすぎるぞ、ロッパ』(講談社)。
ここに、紅白の日に書かれた日記の引用が出てくるんですね。
「今夜の『紅白音楽試合』とかいふものは、佐伯孝夫の構成だそうで、男女紅白軍の野球試合になってゐるのだが、てんで成ってない。〜」と。あくまでも司会者ロッパの感想ではあるのですが、いったいどんな様子だったんでしょうか。気になるところです。ちょっと意地悪な見方をすれば、ドラマがどんな風に仕上がっているのか、とっても楽しみです(笑)
ともあれ、古川ロッパの日記は凄い。(本の表紙より)
間村俊一さんの装幀もさすがな感じ、です!
それはそうと、今日はヴァレンタイン・デーでしたね。
先日Barアイラ・モヒートで写した写真。
ハートをあなたに!(笑)