東京・春・音楽祭2015 鈴木俊哉さんと。
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3月14日午後7時より、上野の森美術館にて演奏会、ミュージアムコンサート「通崎睦美(木琴)〜現代美術と音楽が出会う時」があります。ゲストは、リコーダー奏者の鈴木俊哉さんhttp://www.tosiyasuzuki.comです。
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_2450.html
俊哉さんとのリハーサルで写真を撮ったのですが、今はやりの「自撮り棒」などないので、楽器を入れられず、普通に楽しそうな写真になりました。実際、リハーサルが和気藹々と楽しかったので、まあいいでしょうか(笑)
美術館では、VOCA展開催中。
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/main/voca/
本来なら、展示される作品にちなんだ曲を入れるなど、工夫すべきところなのですがプログラムを提出する段階で出展作品が決まっていなかったので、昨年のVOCA展の資料など見つつ、場に合いそうな選曲をしました。どれも新作ではあるのですが、いわゆる挑戦的なものから古典的な日本画まで多種多様なものが並びそうなので、プログラムもそんな感じです!
リコーダーとの共演は、モーツァルト『二重奏ソナタ』、伊左治直『スパイと踊子』、当摩泰久『斜面のクーラント』、野田雅巳『発明家』の4曲。モーツァルトを除く現代の作品は、本村睦幸さんとのデュオのために書いていただいたものです。今回本村さんと都合が合わず、俊哉さんに浮気です(笑)
本村さんとは、9月(長岡市)、10月(豊田市)、11月(京都市)と予定があります。オーケストラ作品、ピアノやヴァイオリン曲であれば、同じ作品を違う演奏家で聴くというのが一つの楽しみでもありますが「木琴とリコーダー」なんていう特種な組み合わせの場合、なかなか同じ曲を違う奏者で聴くことはありません。ですので、そういう意味でも貴重な機会かと思います。なにより私自身、そんなところも楽しんでいます。
あと、私はソロで、木琴のために書かれたピットフィールド『ソナタ』。震災の年に野田雅巳さんがアレンジしてくださった福島県相馬民謡『相馬流れ山』、高橋悠治さんに委嘱した『飼いならされたアマリリス』(2013)、それからピアソラ『タンゴ・エチュード』を演奏します。せっかくなので、俊哉さんにもソロを一曲細川俊夫『線1b』。
まだ桜には少し早いですが、是非上野の森美術館へお出かけください。
ここから、オマケ。
SNSで美味しそうなものが紹介されてると、つい試してみたくなります。中学校の同級生N君お薦めのカレー。銀座で長い歴史のあるカレーライス屋さん「ニューキャッスル」のもの。これは、カレーライスではなく「辛来飯(カライライス)」といいます。
空席があったので、なかなか美味しい食後のコーヒーをいただきながら、ちょっと長居させてもらい、店内に置いてあったこの店の歴史がわかる本を、斜め読みほぼ読破。
現在は、二代目ご夫婦とご子息で切り盛りされています。感じのよいお店でした!