今、甦る！木琴デイズvol.6　チケット発売開始

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ようやく梅雨が明け、全国各地で猛暑が続いておりますが、一足早く11月のコンサートのご案内です。

本日「今、甦る！木琴デイズvol.6」のチケットが発売となりました。毎回好評！チラシのデザインは、谷本天志さんです。

もう２０年以上前になるでしょうか。私の大学院修士論文「マリンバ演奏におけるトレモロの個人差」を読んでみたいと、マンドリン奏者の川口雅行さんが訪ねてこられました。

これがどんな論文かと申しますと。

アマチュアの方を含むマリンバ奏者に実験へ参加していただき、あるフレーズを録音し、そのデータを物理的に分析する。一方、その演奏を何人かの人に聴いていただいて、いろんな形容詞に基づき演奏を評価してもらう。この評価をSD法という手法で分析し、物理的分析をつきあわせて「よきトレモロとは」を探る、という研究内容でした。

トレモロといえば、木琴、マリンバ、そしてマンドリン！ですね。

そこからお付き合いが始まり、川口さんとはこれまで何度か共演させていただきました。今回は、川口さんが約３０年にわたり、トリオとして活動されているギターの松本吉夫さん、チェロの成川昭代さんにも加わっていただき、いろんな編成での演奏をお届けします。

サブタイトルは「郷愁のトレモロ」。郷愁っぽいところでは、西邑由記子さん編曲の「宵待草」。その他、ギターとのピアソラ、チェロとのヴィヴァルディなども演奏します。それから、私はひねくれものですので一個所もトレモロが出てこない曲もプログラムに入れています（笑）

このところの傾向としては、お昼の公演から完売になり、当日券の出ない可能性があります。お越しくださる方は、是非早めにチケットをお求めいただければ幸いです。