平凡ソング
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先日、古書関係の御著書も多いライターの岡崎武志さんと、「古書善行堂」の山本善行さんのトーク&ライブに行ってきました。
その時にクジで当たったのが、この本『平凡ソング』(1971)。
他にもいろいろ景品があったのに、残り福のような形で、何故か私に楽譜集があたりました!
ぱっと開いて、いきなり衝撃を受けました!
森進一の若さではなく『おふくろさん』の譜割に!
『おふくろさん』の最初の音は休符ではないのかっ!
ウン(と休んで)おふくろ/さんよ/ー と歌ってますよね。『おふくろさん』の一拍目に音があるなんて!(笑)
この楽譜のまま歌っていたらあそこまでヒットしていなかったような気がします。
恐るべし、森進一!
それはさておき、この本はとても懐かしいです。
子どもの頃、近所の商店街の本屋さんでいつも買ってもらっていました。
当時流行っていたのが、ガロの『学生街の喫茶店』。幼稚園の頃かなあ。テレビで流行っている曲も楽譜があればマリンバで弾けるのかーと妙に納得したのを覚えています。
さらにページをめくると、知っている歌がありました。
美川憲一『おんなの朝』。
えっ、わたし、幼稚園の頃にこれを歌っていたのか!
今の今まで歌詞の意味を理解していませんでしたが(笑)「さよならね」「べつべつね」と最初のフレーズが「ね」で終わるのが子どもっぽい!と思っていました。
いやいや、懐かしい!
岡崎さんと善行さん、ありがとうございました。