姫路にて
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たまには、こんなことをしてみました(笑)
姫路に本社をおく「ヤマサ蒲鉾」のさっちゃんとのツーショット。
どうして、姫路に行ったかというと。
姫路城の見学!が目的ではなく….
大学院の授業でお世話になった井尻益郎先生が館長を務めておられる「圓山記念日本工藝美術館」にお邪魔するためです。
1933年生まれとおっしゃる先生と、約25年ぶりにお目にかかりましたが、お変わりなくとってもお元気で嬉しくなりました。
間にあるのは、明珍火箸です。
井尻先生のお父上、井尻進(号:圓山)氏は大正時代、ジャワ島中部、世界最大の仏教遺跡「ボロブドゥル」(世界遺産)を日本に初めて紹介された研究者。圓山氏の志を受け継ぎ、どのような経緯でこの美術館が開館したのかは、少々複雑なので、正確なところはHPでご覧ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/emmuseum/index.html
もちろん、圓山氏の業績を紹介するコーナーもあるのですが、基本的には、日本の工芸を紹介する美術館です。建物自体がいろいろな工芸品のサンプルともいえる造りになっています。
細かいところを見ていくと…
例えば、それぞれ意匠が凝らされたふすまは京唐紙。引き手はふすまの柄と対。畳の縁も凝ったものでした。
楽しいです!
蒐集品の展示コーナーには、富本憲吉の白磁の珈琲セットなんかがおいてあり、思わず「欲しい〜」と思いました(笑)
美術・博物館というよりは、個人のお宅にお邪魔したような気分になりました。まあ、先生もこちらに来られた時は、ここの3階で過ごしておられるようなので、当たらずとも遠からず、ではあります。
今日現在は、休館中ですが、まもなく秋の展示がはじまりますので、お近くに行かれた際は是非。
さて、全く関係ない話題ですが….
今日、四条寺町、仙太郎さん本店の前でこんな貼り紙を見つけました。
栗の皮むきは骨の折れる仕事ですが、こういうのを経験すると、要領の良いやり方を習得できるのでしょうか。短期バイトって何日くらいからですかね(笑)