池上敏先生 / 出町うさぎ
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昨日は、とっても素敵なピアノ教室を主宰されている高校の先輩のピアノ発表会。講師演奏として、池上敏先生のクラリネットとピアノの作品を演奏されるという情報を得て、お邪魔しました。
私たちの学年は、高校一年の時池上先生(愛称びんちゃん)に「和声」の授業を受けました。和声学とは、クラシック音楽の基礎になる重要な科目。何を隠そう、私は初めてのテストの点数が19点だったのです!100点満点で、です(笑)
すなわち、和声というシステムがあるということすら理解していなかったということ。そんな私に、びんちゃんは本当に丁寧に補習をして、人並みにまでひきあげてくださいました。19点の答案用紙と、涙ものの補習プリントは大切にとってあります!
約30年振りにお目にかかりましたが、お変わりなく「機能和声を勉強することの重要性」を語ってくださいました(笑)今、なんとかやっていけているのも、先生のおかげです!と、お礼が言えてよかったです!
いつか、先生の作品を演奏する機会があれば嬉しく思います。楽譜に補習プリント付いてきそうですけど(笑)
会場では、これまた30年ぶりでお目にかかる先輩方と顔を合わせ懐かしい気分に浸りました。
で、夜は、偶然にも高校の先輩、チェンバロ奏者の井幡さんと久しぶりに会って、以前から一度行ってみたかった「出町うさぎ」で食事。
期待通り、とっても素敵なお店でした。
一階から隠れ家のような地下席を見下ろしたところ。
初めてお目にかかった井幡さんのお友達の光さんが、京都の有名喫茶店「フランソア喫茶室」マダムのお嬢さんとわかり、大盛り上がり。
彼女は、京都国立近代美術館で働いておられるそうで「昨日来られてましたね」と言われて、どっきり。う〜む、見られているのですねえ。そうです、アンフォルメルの展覧会を観にいってました!
「出町うさぎ」のメニューには、和食とドイツ料理が毅然と併記されています。
いちじくと生麩、おしゃれに美味しくお料理されていました。
こちらはカレー味のスペアリブ。手の込んだお味がしました。
ビール、日本酒、ワイン。何をどんな風に飲んだらうまくいくのか。これから通って研究したいと思います!
久しぶりに「堀音」時代を思い出した、よき一日でした。