いづ重の恵方巻
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産経新聞の夕刊連載。
本日掲載分には、祇園石段下のお寿司屋さん「いづ重」のお話を書きました。
どこから見ても「京都人」なご主人のお話がとても面白く、この字数にまとめるのがたいへんでした!
いづ重さんのお店の前。なにげない風景にみえますが…
奥に見えるのは、八坂神社。手前は、放置自転車(私のではありません!)、歩道に置いてある木は。
そうです、おくどさんにくべる木ですね。
おくどさんで炊いたご飯でつくるお寿司はもとより、私は、もう何年も前から「いづ重」さんの包み紙が気になっていました。
こちらは、紙袋。
達筆ですね。
でも、なかなかその秘密を尋ねる機会もなかったのですが、今回取材させていただき、この包み紙を描いておられるのが、いづ重さんのご主人、ご本人!嵯峨美の日本画専攻ご出身!ということがわかり、ほんと、すっとしました。
「節分に恵方巻きなんて、宣伝に踊らされるみたいでイヤだ」という方もいらっしゃると思いますが、私の場合、あちこちで広告を見ていると、ついお口の中が巻き寿司になってしまいます(笑)みなさんも今年は、いづ重の恵方巻き、いかがでしょうか。恵方巻きは、こちらの紙にくるくるっと巻いて販売されています!
ちなみに、最近は新幹線京都駅構内で販売されています。新幹線を利用する者にとっては嬉しい限りでありますが、京都的に言えば「そんなに商売広げてどうすんねん」というところ。でも、これには秘密がありまして。そのお話は、またの機会に書く予定です!