NHK短歌
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Eテレ「NHK短歌」の収録をしてきました。
穏やかな才人という雰囲気の歌人、選者・松村由利子さん、同い年とは思えない!可愛らしい女優・司会の有森也実。私は、ゲストとしての出演です。
元毎日新聞の記者である松村さんは、ジャーナリストの目で拙著を読んでくださっていて、本当に感激でした。若い頃、林りり子さんにフルートを習っておられたとか。どうやら、ピアノも相当の腕前のようで…もっともっとお話しがしたかったです。
さて、ここのところ、今回のテーマである与謝野晶子を勉強していました。
ディレクターさんと疑問点をやりとりする中で改めて思ったのは、1878年(明治11)年生まれの与謝野晶子の生涯を振り返ると、やはり「まだまだ江戸時代」と思えることがたくさん!ということ。1907(明治40)年生まれの平岡養一とは一世代違う、と実感しました。
ところで、この着物。
前もって発送するのに、帯や小物をコーディネイトしている時に、ビリっ!
100年ほど経っている着物は、生地が弱くなっていて、本当に怖い!
代わりがないわけではないのですが、番組の内容からして、この着物が最適だったので、本当に焦りました!
以前、東洋きもの専門学校で和裁を教えておられた廣田真知子先生を思い出しお電話したところ、特急での「お直し」を、快く引き受けてくださいました。廣田先生に送り、3時間以内に直して東京のNHK宛てに発送してもらう、というスケジュールでしたが、綺麗にお仕事していただき、本当に助かりました!廣田先生ありがとうございました!
放送は、8月第3週の日曜日です(笑)