アフリカンプリント
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今日の読売新聞では『アフリカンプリント』(青幻舎)を書評させていただきました。
楽しいデザインのアフリカンプリントを観ていたら、アフリカとか関係ないんですが、Happy Socksのセールで派手なソックスを買ってしまいました(笑)
1950~60年代の京都で、アフリカに輸出するための綿布が、なんと最盛期月産200万メートルも生産されていた!というお話し。
製作のための研究ノートも遺されていました。
アフリカ人好みのデザインを研究するため現地で調達されたたくさんの資料も面白いです。詳しくは本書にて。
ところで、父に「大同マルタ染工株式会社って知ってる?」と尋ねると、当たり前のように「知ってる。一時、うちでもやってた(=縫製をしてた)」とのこと。灯台もと暗し。
銘仙の着物なんかもそうですが、50〜60年代なんてつい最近と思ってしまいますが、その当時で消えてしまったものを語り継ぐのは今ですね、今!