「おばんざい」じゃなくて
29
本日のお客さまは、四国在住の女子。2週間京都に滞在ということで、うちのお昼ご飯にお誘いしました。
お昼の場合は、たいてい特別なごちそうではなくて「普段のおかず」ということで、ほんとにいつも食べているものをお出ししています。なので、粗食、いやいや野菜中心のヘルシーメニューです(笑)その方が京都らしい?!ということで。
おおよそこんな感じ。
この間、BSプレミアムの番組で「京都の人は「おばんざい」と言わずに、みんな普通に「おかず」と言います」と言ったのが、京都の人にうけました。その番組をご覧になった方から「いいこと言ってくれてありがとう」とお礼を言われたりしています(笑)
「おばんざい」という言葉が使われるようになったのは、1964年に随筆家の大村しげさんが、朝日新聞京都版に「おばんざい」というタイトルのコラムを連載されたことがきっかけで、全国に広がったと言われています。大村さんご自身も、その言葉が一人歩きするのを、いやがっておられたそうです(←末富さんのご主人談)なので、京都の人にとって「おばんざい」はメディアが作った言葉、という感じで、あまり好きじゃない人が多いです(笑)京都のみなさん、やっぱりおかず、ですよね、フツウに「おかず」。